「子どもを持つことは選択」に対して「日本が滅びる」という人に言いたいこと

ヤフーニュース等で「子どもを持つかどうかは選択」という記事がアップされると、コメント欄で「そんな勝手なこと言っていると日本が滅びるだろ!」っていう意見が書き込まれているのをよく見ます。

会社員をしていた頃の上司(60代男性)も、そんなこと言ってました。

 

 ちょっとモヤモヤしているので、個人的な意見をまとめておきたいと思います。

 

まず、日本においては、憲法13条で自己決定権が認められており、 子供をもつかどう
かは個人の決定に委ねられるとされています。

 

さらに、人権は前国家的権利であるので、国の存続にかかわらず尊重されるべきものです。

 

憲法上認められているはずなので、

「国のために人生の選択をかえろ!」という主張に違和感を覚えます。

 

さらに「日本が滅びる」という文言の意味が正確には不明ですが、

ヤフコメを見る限りでは、おおかた以下の2つのどちらかだと思います。

 

社会保障制度が崩壊する

②純日本人がいなくなる

 

①の場合、制度を変更するのが先決だと思います。

制度は国民の生活を支えるためにあるもの。

制度を存続させるために国民が生活を変えるのは本末転倒。

 

②の場合、別にいいと思います。

みんなが産まないことを選択したなら、それは純日本人がいなくなるタイミングだということ。

 

それにそもそも国が存続し続けなければならないものでもない。

国は変化するものです。

 

これはあくまで「日本が滅びるからみんな子どもを産むべき」という主張に対する私の考えであって、「日本滅びろ!」と言っているわけではないです。

日本は好きです。

食べ物美味しいし。

野垂れ死なないし。

マナーちゃんとしてるし。

単純に、「みんな一緒でなければならない」という意見に対する反発です。

 

 

 つまりは、こんな4象限に分けて考えると、分かりやすいと思うんです。

 

【子どもが欲しい・欲しくない】✕【生物学的に産むことができる人・難しい人】

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①の人(子どもが欲しい・産める人)が自分の望むスタイルで子育てできるような経済的・環境的土壌が整っていたらいいと思うし、協力したいと思います。

子育てしている方は本当に立派です。

 

②の人(欲しいけど難しい人)のために医療が進歩したり、養子縁組に対するハードルも低くなったらいいと思います。

さらに、①の人が年齢的な問題などで②にならないよう、正しい知識の普及も必要。

 

だから③・④の人(子どもほしくない人)に圧力かけてもあんまり意味なくないですか?って言いたいだけなんです。

私の勝手な印象だと「子どもいらない」っていう人はだいぶ少数派ですし、いらない人が無理やり産んだ場合の子どもへの悪影響のほうが心配です。

 

①・②の人(子供欲しい人)へのサポートを手厚くするのが国や社会が行う少子化対策でしょう。

 

結構この4パターンをごちゃ混ぜにして話すので極論に陥りがちな気がするんですよね。

 

あとは単純に、自分が辛い思いをしたから、辛い思いをしていなさそうに見える人を攻撃したいだけに見える人もいます。

 この「苦痛のループ」みたいなの、本当に無駄。

 

  子どもを持つかどうかって、大きな決断。

それを他人がどうこう言うのって下品だな、と思うんです。

悔いのない選択さえできればいいはずなのに。

モヤモヤしてたので、とりあえず書いてみました。